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これは2018年11月にロンドンのカルチャーマガジンi-Dのウェブ版に掲載された記事を翻訳したものである。当店で取り扱っているブランドCOTTWEILER(コットワイラー)について、より深く理解してもらいたい、またご存知でなかった方にはこの機会に知ってもらいたいという思いを込めて。


 

13 of world's most exciting dancers wear Cottweiler for Rambert2

 

今週(11月2週目)、ダンスカンパニーRambert2はRambertのゲストアーティスティックディレクターBenoit Swan Poufferによる新しいダンス作品「Grey Matter」を封切った。この作品はロンドンのユースシーンを祝うものであり、GAIKAが音楽を、COTTWEILERがデザインを担当している。最近では、Sharon Eyalが振付を担当したDior SS19コレクションからGUCCIがホストを務めた振付師Michael Clarkのミラノでの最新作まで、ダンスとファッションの衝突が著しいが、このクリエイティブなコラボレーションはその中でも最も刺激的なもののひとつである。




Rambert - 英国で最も古いダンスカンパニー - とRambert School - バレーとコンテンポラリーダンスの団体 - とのコラボレーションからなるRambert2は優れた身体能力、創造性、個性を備えたダンサーを集め、ダイナミックで新しいアンサンブルを構成する。Rambertの最高経営責任者であるHelen Shuteは世界で最もエキサイティングなダンスの才能を発掘する為に、国際的に有名なダンスアーティストで企業のリーダーでもあるBenoit Swan Poufferにアプローチした。そして、今回世界中でオーディションを行い、800人の応募の中から13人を選出した結果となった。





 

 

"私はこのプロセスが好きでした" と、Benoitは最終リハーサルの途中で語ってくれた。"私が以前所属していたダンスカンパニー Cedar Lake Contemporary Ballet は多様性の面でも知られていて、16人のダンサー各人はソリストであると同時に共に踊る方法も心得ていました。そして、これは私たちが発展させたい事でもありました"。今回選ばれた13人はアジア、アメリカ、ヨーロッパなど計6ヶ国から集まり、内9人はイギリスのダンス機関でトレーニングを受けている。"彼らは若いが、とても才能に溢れています。世界中から集まり、それぞれ伝えるべき異なるストーリーを持っています" と、彼は説明してくれた。"これまで以上に、世界を表現する事が重要になっています。多様性を持つ事は極めて重要です。全てのオーディエンスに私たちのパフォーマンスと関連性を持たせたいと思っています。まずはこれらの繋がりをつくる事が最初の一歩であり、これからの長い旅を助けてくれます"。




ダンサー選考後、Benoitと彼のチームはRambert2のデビュー作「Grey Matter」をサポートするコミュニティを作ろうとした。"それはとてもパーソナルなものです" と、彼は語った。"それは記憶の感覚を失った人についてのストーリーであり、どのようにその問題に取り組み、そして支えてくれるコミュニティがどう成長するかについてのストーリーです"。コラボレーションはRambert2の核となる。ロンドンのユースシーンのベストを映すという想いがあった。結果、BenoitはサウンドをGAIKAに、デザインをCOTTWEILERにオファーした。"私がロンドンに到着した時、よく協力してくれるEdda Gudmundsdottirにこの作品の主題を説明すると、彼女はCOTTWEILERを提案してくれました" と、彼は説明した。"私は彼らのリサーチの奥深さに魅了され、それは私自身のプロセスと同じだと感じました。そして作品を見せてもらった時、これは素晴らしいコラボレーションになると感じました。ダンサーらは若く都会的で、COTTWEILERを着ているとクールな気分にさせてくれます"。




COTTWEILERはかつてスポーツウェアブランドと称されていた。しかし、トラックスーツの日常的なリアリティをその中核に据えているとはいえ、彼らは常に全く違う世界をコラージュし、巧みにつくり上げてきた。Ben CottrellとMatthew Daintyは、自身の社会環境に本能的に呼応するコンセプト主導のデザインデュオだ。彼らの手がけるものすべてには、自然界とテクノロジー、スポーツとフェティシズムの間にある魅力的な緊張感が存在している。最近の彼らのコレクションやコラボレーションは精神と身体とパフォーマンスの魅力を共有していることから、この挑戦は完璧な次のステップだった。"このプロジェクトは私たちをすぐに惹きつけました。なぜなら、純粋なクリエイティブそのものだったからです" と、彼らは説明した。"私たちが普段取り掛かっている作業とはまた異なる目的を持ったコレクションを発展させる素晴らしい機会でした" と、付け加えた。Sadler's Wellsで今夜行われる初演の前に、ロンドンをベースとするフォトグラファーPaul Phungがコラボレーションを通して語りかけてくるCOTTWEILER boysのダンサーらを撮影した。









このコラボレーションはデザイナーとして、どのような挑戦になりましたか?また、デザインプロセスはどう異なりましたか?メイド・トゥ・オーダーに彼らの意見は取り入れられていますか?

最大のチャレンジは13人の異なるダンサーの為のパターンを作成する事でした。それぞれの衣服は異なり、微調整しなければならず、個々人の振付にフィットしなければいけません。これは私たちの活動初期のビスポークビジネスで経験した事ではありましたが、異なる点はもっと他の事も考慮しなければならない、よりスケールの大きなものでした。特にダンサーの動きが衣服に与える点を考えるのがストレスでしたね。




 

このプロセスによって得た教訓はなんですか?

私たちは常にスポーツや音楽と強い繋がりを持っていたので、ダンスの世界へ進む事は実際にはとてもナチュラルな事でした。特に今回制作したウィメンズウェアのように、異なる体型への取り組み方を教えてくれました。異なるクリエイティブなバックグラウンドや専門技術を持つアートの世界の人々とのコラボレーションは私たちのマインドをオープンにしてくれました。

 




Rambert2チームと共に働くのはどんな感じでしたか?

私たちは自分たちのスタジオとRambertの会社の間を行き来しつつ、6ヶ月間を過ごしました。有名な団体のメカニズムを知る必要があったのです。その間に私たちはメインとなるリハーサルスペースでSS19コレクションのショーを行い、各ダンサーのフィッティングに多くの時間を費やし、リハーサルを観て、最終的に全てのコスチュームを制作し、初演までの残り1週間はテストの日々でした。Rambertの温かな環境もそうですが、チームやRambert2のダンサー全てが本当にインスピレーションを与えてくれました。私たちはそのキャラクターをベースにデザインする傾向があるので、出来る限りダンサーたちの事を理解し、彼らが快適に感じる事やキャラクターの特徴を理解する事が重要でした。



 


コスチュームデザインのスタート地点はなんでしたか?ムードボードを教えて頂けますか?

私たちはコンセプトを発展させるためにBenoitとEddaと密に働きました。Benoitは記憶についての振付と時間の経過とともにどのようにして脳が特定の接続を失うかを表現する力強いビジョンを持っていました。私たちは洋服に皮膚のような透明な素材をレイヤーさせ、常にダンサーの肉体と皮膚を可視化するようにしました。そのレイヤー素材とアンダーウェアはヴィジュアルアーティストのKit Masonと協力して、脳生検のとてもリアルなイメージをプリントに落とし込みました。それが伸ばされると、濃厚な色調になりダンサーの体を包み込みます。透明なレイヤー素材は彼らがパフォーマンス中に汗をかくと、意図的に身体にはりつけられるようにしています。



 


動きの中にあるそのコスチュームを見る人々にどういう風に感じ取って欲しいですか?

それは全体のパフォーマンスです。私たち自身のショー同様、私たちは人々に創造された環境を感じて欲しいです。異なる文脈からデザインされたCOTTWEILERのショーを私たち自身楽しみにしています。





元記事はこちらから。